見逃したくないものは、何か

すべてを見逃さず、すべてを間違えずに判断することは、できるのでしょうか。

仕事では、限られた情報の中で判断しなければならないことがあります。

対応するのか。
もう少し様子を見るのか。
どちらを優先するのか。

できるだけ正しく判断したいと思っても、すべてを正確に見分けられるとは限りません。

気づくべき変化を、見逃すこともあります。
反対に、それほど重要ではないことに、時間や力を使ってしまうかもしれません。

では、何をもとに決めればよいのでしょうか。

判断するための軸がはっきりしていないと、
そのとき目についたことや、自分にとってわかりやすいことに引っ張られます。

やりやすいから。
これまでそうしてきたから。
自分たちには、その方が都合がよいから。

それらも判断の材料にはなりますが、それだけで決めてよいとは限りません。

だからこそ、判断の前に確かめたいことがあります。

自分たちは、何を見逃したくないのか。

誰にとっての変化を見るのか。
何を守りたいのか。
どのような状態を目指しているのか。

こうした問いを重ねると、自分たちが大切にしたいものも、少しずつ見えてきます。

何を基準に選ぶのか。
そのことを、判断の前に確かめてみてもよいのではないでしょうか。