鏡という存在

今の自分の姿を知っていますか?

前進と停滞。
人はこのふたつの状態を行き来しながら、成長を重ねていきます。

今どこにいて、どの方向に進んでいるのかを、
どのように把握していますか。

現在地はここ

日々の業務に追われていると、
今どこにいてどのような状態にあるのか、
どこに向かっているのか、向かおうとしているのか、
わからなくなってしまうことがあります。

目の前しか見えていない、視野が狭くなっている状態です。

そんな時には、周囲に鏡となってくれそうな人がいないか、
グルっと見回してみてください。
身近にそんな人が発見できたら、とてもありがたいことです。

今の自分がどのように見えるのか、
どこへ向かっているように見えるのか。

鏡としてあるがままを映してくれて、
素直にフィードバックしてくれる。

すると、今の自分が少しずつくっきりと見えてきます。

目的地はここ

今の自分( 現在地 )がわかったら、次は 目的地 です。

原点に戻り、そもそもの目的を思い出してみる。
少し先だけでなく、もっと先の目的も考えてみる。

ここでも、鏡となってくれる人の存在は
とても大きなものになります。

現在・過去・未来を行き来している自分を見て、
見えること・感じることを素直に話してもらえると、
現在地・目的地がより明確になることでしょう。

どの道を通るか

現在地がわかり、目的地がわかったら、
あとはどの道を通るのかを決めるだけです。

ただし、ここで完璧にきっちりと道を定めてから
行動しようとすると、少しも前に進めません。
おおよその方向だけ決めて、あとは進みながら修正する。

そこで、また鏡となってくれる人の存在が大事になります。
鏡の力を借りながら、軌道修正しながら進むと
気がついたら目的地にかなり近づいている、
ということになることでしょう。

簡単にはいかないことや壁にぶつかることがあっても、
気持ちだけは少し楽に進めることになります。

時に、強烈に反射する鏡に遭遇するかもしれません。
それを受け入れるか、跳ね返すかは、自分で選択できます

もっと成長したい、行き詰ってしまった、そんな時には、
鏡となってくれるありがたい存在を頼りましょう。

それはきっと、鏡となってくれる人の成長にも
寄与することになりますからね。

まとめ

現在地はここ
周囲に鏡さんを探そう
目的地はここ
鏡さんにフィードバックを求めよう
どの道を通るか
鏡さんの存在は、お互いの成長につながります

あなたの周囲にいる誰が
あなたの鏡となってくれそうですか?